お知らせ2014年9月 1日
ウェディングケーキに込められた意味
ウェディングケーキは、古代ギリシャ時代に繁栄を祈願して
花嫁の頭上にビスケットを撒いたことが起源になっているという説が有名です。
ビスケットの原料である小麦は、当時の主食で、収穫や子宝に
恵まれるようにという願いを込めて花嫁に撒き、繁栄を願ったのだそうです。
その後、豊饒を意味するぶどうなどのフルーツを
加えた固く焼き上げたフルーツケーキに形を変えました。
現在のウェディングケーキの形に近づいたのは18世紀で
イギリスのビクトリア女王ご成婚のときに登場した3段重ねのシュガーケーキでした。
また、ケーキの下段は披露宴に参加したゲストへ、中段は当日欠席した人へ
上段は夫婦の最初の子供の為という意味が込められており、イギリスでは
今も上段は保管し第一子が生まれた日か結婚記念日に食べているのだそうです。
ウェディングケーキには、新郎新婦のこれからの人生の幸福や繁栄の願いが込められています。
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